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感想文的レコード・レビュー
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  1.Hello /  いとこの来る日曜日
  2.Boys Fire the Tricot  / ボーイズ、トリコに火を放つ
  3.Joyride / すてきなジョイライド
  4.Coffee-milk Crazy / コーヒーミルク・クレイジー
  5.My Red Shoes Story / 僕のレッド・シューズ物語
  6.Exotic Lollipop (and other red roses) / 奇妙なロリポップ
  7.Happy Like Honeybee / ピクニックには早すぎる
  8.Samba Parade / サンバ・パレードの華麗な噂が
  9.Sending to your Heart / 恋してるとか好きだとか
10.Good bye our Pastels Badges / さようならパステルズ・バッヂ
11.The Chime will Ring / やがて鐘が鳴る
12.Red Flag on the Gondola / レッド・フラッグ

かの有名なフリッパーズ・ギターの1stアルバムである。
パーフリといいましたら、恋とマシンガンとかヨーロッパ・テイストなサウンドとどこか知的な日本語歌詞がなんとも素敵な、現コーネリアスこと小山田圭吾とオザケンこと小沢健二によるユニットとして有名ですが、このデビューアルバムではまだ5人組のバンドだったころのフリッパーズ・ギターのサウンドを聴くことができます。
このアルバムを聴いて思ったんですが、「凄く洋楽的だなぁ」と。
全曲英語詞ってのもあるんですけど、サウンドも洋楽っぽい。
特にこのアルバムでは濃厚で、Cafe Bleu~Our Favorite Shopの頃のThe Style Councilやアズテック・カメラ、ヘアカット100とかのいわいゆるネオアコ系からの影響が見られています。

すげぇサワヤカです。

実際TSCに習ってか、バンド携帯をやめて、小沢/小山田によるユニットになり、ネオアコだけでなくジャズ、ボサノヴァ、ファンク、フレンチ、アシッドジャズ、ハウスなんかにも手を出していきます・・・・てかモロにTSCですねw
日本版TSCって感じなんで、Modな人とかお洒落洋楽が好きな人には聴かず嫌いせずに聴いてみたほうが良いバンドだと思います。 2ndアルバムのカメラ・トークではTSCの曲のいいフレーズを合体したようなパロディとも取られる曲を発表しているので影響はかなり受けているのでは?と思われます。

殆どの曲はロリポップ・ソニックというバンド時代の曲だそうですが、メジャーデビューの際、「フリッパーズ・ギター」と改名したそうです。 ロリポップ・ソニックはネオGS扱いだったそうですが・・・

このアルバムの個人的ベスト・トラックは4曲目の「コーヒーミルク・クレイジー」ですが、言葉ののせ方がなんとも上手いのとメロディが良いです。
あと「恋してるとか好きだとか」のイントロのギターカッティングもぞくぞくさせられます。


☆関連項目
Trattoria Presents the first Question award / Cornelius 
 小山田圭吾のファーストアルバム。
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いらっしゃいませ。
our favorite shopにようこそ。
ourfavourite.jpg













Shopと言っても何にも売ってません。 
店長(?)のKenty the Mod(けんてぃ・ざ・もっど)が 自分の好きなもの=favoriteをグダグダと感想文的に書き綴る場所です。 書き綴るものの中心は(※)レコードですが、気分次第で洋服だったりお店だったりなんてこともあるかもしれません。
全部気分しだいです。
ディスク・レヴューなんて堅苦しいものではなく。感想文です。
「これはこうだからよいんじゃない」
とか
「これはここがいいと思った」
などなど、本当に感想を簡単に書いています。

あと重要な事はコレはKentyの自己満足感想文なので、何か腑に落ちない事等あると思われます。
もしありましたら是非コメントを下さい。是非語りましょう。

僕の書いた感想文を見てレコードを買ってみたとか聴いてみた、なんて人がいたら嬉しいですね。
もし買ってそれが最悪でも僕は責任取りません。あしからず。

とまぁ色々書いてみましたが。1717666_212.jpg
適当にやってください。
よろしく。

解る人はもう解っていると思いますが、このブログのタイトルはThe Style CouncilのOut Favorite Shopからとられています。

ちなみに色々とカテゴリー分けしてます。

60`s/Mods 
 一応このブログのメインのつもりです。UK 6T’sとModなやつです。
 Freak Beat、British R&B、Mersey Beatなどなど・・・

Phychedelic
 60's/Modとの違いは曖昧ですが、一応サイケでトリッピーなバンド/レコード中心です。

70`s Punk/New wave
 オリジナル・パンクとその後です。

70`s-Present Mods
 ネオ・モッズ(Mod Revival)~東京ネオ・モッズやら最近のModバンド。

渋谷系
 渋谷系と呼ばれた音楽など、Flipper's Guitarを中心に。

ACID JAZZ 
 クラブ・ジャズ、ジャズ・ファンクなど。

JAZZ
 Miles!

Brit Pop 90's-Present
   Brit Popブームから最近のUKロック・ポップス

GS
 グループ・サウンズ、一人GS、ネオGS、和モノ。

日本のロック 
 GS以降の日本のロック・ポップス




※CDでもレコードと表記します。CDはデジタルレコードだからね。Vinylはアナログ・レコードってことです。

細かいことはきにせずに!

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無人島レコードですよこれ。 

1. Future Days 
2. Spray 
3. Moonshake 
4. Bel Air

ダモ鈴木が在籍中最後のアルバムで、カンの最高傑作と呼ばれているアルバムらしいです。

これぞプログレッシブですね。
70年の作品なのですが、30年前の作品とは思えないほどのサウンドです。既に21世紀の音を鳴らしているような気すらします。
2トラックで録音したというんだからすげぇ。

是非ヘッドフォンとスピーカと両方大音量で聴いて欲しい。

ダモのヴォーカルは狂気だけど、温かいような気もする。カンのサウンドの全てをまとめているようなヴォーカルは唯一無二です。John Lydonなモロに影響を受けているのがわかります。てかそりゃ影響うけますわ。

ヤキ・リーツァヴァイトのドラムとホルガー・シューカイのベースのリズム隊の産むグルーヴは、どこまでも深く深くどこかへ連れてかれるような感覚にも陥ります。余談ですがヤキの狂気のドラムなら前作のEge Bamyasiの方が凄いですが。

タイトル曲のFuture Daysでのパーカッションとダモのパーカッション的なヴォーカルの絡みは最高で、しかもメロディにならないメロディはまさに綺麗です。

やはりBel Airです。
美しい曲です。
静と動が絡みとかが凄いです。
大作だが長さを感じない。
聴き終わった後のシャワーを浴びた後のような気持ち良さは他の曲じゃ味わえないです。

なんだろこの軽さは。
空気を音にしたというか。
諸所軽音楽とは違うのです。
軽薄な音楽ではなくむしろ重いんだけど軽い。
空気とかが音になってんだろうな。

自然に溶け込む感じというか、なんと言うか、決して自然には溶け込めないんだけどその間を溶解してしまうような。

このアルバム、気持ちよく酔ってる時みたいな感じです。 



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ダモは本当に誇れる日本人です。
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思い出だよ、思い出

Disc1
1.The weaver
2.Out of the sinking
3.Blink & you'll miss it
4.Paper smile
5.Peacock suit
6.From the floorboards up
7.The changing man
8.Savages
9.Going places
10.Up in suzi's room
11.Porcelain god/ i walk on guilded splinters

ディスク: 2
1.In the crowd
2.Come on/ lets go
3.Foot of the mountain
4.You do something to me
5.Wishing on a star
6.Wild wood
7.The peeble & the boy
8.Thats entertainment
9.Broken stones
10.Long hot summer
11.Shout to the top
12.Town called malice

Alexandra Palaceで12月5日月曜日に行われたライヴの模様を一部曲とMCをカットして収録したライブ盤。ライブのチケット代は£40で会場は5時30分7時スタートでした。そうそう僕はこのライブを見にAlexandra Palaceに行ったのだ。
大好きな曲な二曲しかも片方は一緒に大合唱した曲がカットされてるのはしょうがないとして、面白い事に若い時のライヴより激しいと思った。あとWellerがピアノで演奏して変な男が体をナヨナヨさせながら歌ってた曲があったんだがあれはなんだったのだろう。
img20060620_1.jpg(写真は携帯カメラで撮影した)
前半からWeller飛ばしっぱなしである。
このCDを聞けばWellerのライヴのウマさカッコよさが分かってもらえると思う。ライヴのウマさとは演奏が上手いではなくライヴがウマいということだ。

この熱さはタマラナイデスヨ。
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チケット

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HipでCoolでお洒落な一枚
Brian Auger & The Trinityのdefinitely WHAT!...

1 Day In The Life
2 George Bruno Money
3 Far Horizon
4 John Brown's Body
5 Red Beans And Rice
6 Bumpin' On Sunset
7 If You Live
8 Definitely What
Bonus tracks
9 What You Gonna Do?
10 Red Beans And Rice, Pt. 1
11 Red Beans And Rice, Pt. 2

なんつーかカッコいい・・・うーんCoolに熱い演奏をしちゃうというか。
Brian Augerはオルガン奏者で最初はピアノを演奏していたらしいがJimmy Smithとか聴いてオルガンにチェンジしたらしい。若くしてJAZZ新人賞とか取るような人です。その後R&Bブーム(?)が来てR&B寄りの音楽も演奏するようになった。ホントJAZZ畑出身とあってかなり上手いのです。バリバリ腰に来るオルガンサウンドできっとクラブでModsをうねらせてたのでしょう。ソロとしてこれまたもろJAZZなサウンドのシングルを数枚出した後、ドラムとベースを加えBrian Auger & The Trinity名義で活動することになる。
それにThe Yardbirdsのファンクラブ会長でThe Yardbirdsの初期マネージャーのジョルジオ・ゴメルスキーの秘書でシンガーのJulie Driscollをシンガーとしてフューチャーしたりなかなか派手な活動を60年代にしていた。あとブライアン、ジュリー、Rod The Modことショットガン・エキスプレスのRod StewartとベテランシンガーのLong John Baldryとの世界で最初のスーパーバンドTHE STEAMPACKETなんてのもやっていた時期もある。(ちなみにマネージメントの関係でデモを残したのみで解散。編集盤やオムニバス、ロッドの初期音源集などで聴ける)
Julie Driscoll,Brian Auger & The Trinityで1stアルバムOPENを発表同年68年に3ピースジャズロックバンドBrian Auger & The Trinityとしての1stアルバムとしてこのdefinitely WHAT!...をリリースする。

68年と言えばSgt.Peppersの影響をモロに受けたバンドがたくさんサイケデリックな空気がプイーンと臭うアルバムを出した年でもあり、Brian Auger & The Trinityもその例にもれずプイーンとサイケな空気を出しています。
しかし他のサイケに影響されたバンドとの違いは、本当に空気感だけで、深いサイケでは無いということ(前出のフロイドと聴き比べればわかる)、基本はJAZZということです。Zoot Moneyですらドップリサイケに使った時代ブライアンはひたすらJAZZだったのでしょうか?それともサイケという空気を利用していた本当にModな奴だったのかもしれません。

アルバムはA Day In The Lifeのカヴァーで始まる。もともとの曲がサイケソングであるからサイケなのは当たり前なんだけどもフォーキーな原曲よりオルガンがドライヴすることで原曲よりサイケに聞こえたりするかもしれない。Wes MontgomeryのBeatlesカバーが下敷きにあるかもしれないけど、効果的に鳴ってるブラスとストリングとオルガンと完璧にグルーヴするリズムセクションのカラミがたまらない一曲。
George Bruno Moneyでは友人(?)のジョージ・ブルーノさんのコトを歌っています。誰だよジョージ・ブルーノって?Zoot Moneyの本名です。そうこの曲は打って変わってR&Bな曲なんですが(演奏はジャジーだぜ!)ものすごいスピード感のグルーヴで「ジョージ・ブルーノ・マネーは有名人でこうやって歌うんだぜ!ばっぱっぱドゥドゥだ!ぱどぅどぅぅどぅ!」と物まねまでやってます。
あとは「丸い緑は山手線、真中通るは中央線、新宿西口駅の前~」の歌でおなじみのJohn Brown's BodyをジャジーにコミカルにカバーしてたりBookerTのRed Beans And Rice なんかはACID JAZZの元祖的な感じもするし、 これはマジで聴かないと損します。
ギターいなくても全然かっこよいのだなぁと思いました。

この後ザ・トリニティにギターを加入させてアルバムを作るんだけど。




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プロフィール
HN:
Kenty the Mod / ケンティ・ザ・モッド
年齢:
38
性別:
男性
誕生日:
1986/10/03
自己紹介:
Modsを愛し、ブルースを愛し、R&Bを愛し、マージー・ビ−トを愛し、イタリアン・スク−ターを愛し、豆腐を愛し、ポップア−トを愛し、パブ・ロックを愛し、スーツを愛し、ロンドンを愛し、トーキョーを愛し、フットボールを愛し、サガントスを愛し、リッケンバッカーを愛し、なんだか好きなものが多いけど嫌いなものも凄く多いい偏屈ひねくれ人間です。

Stay Coolですよ。

僕らの大好きなお店の店長です。
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